この記事では、30歳を過ぎたサラリーマンが新しく飲食店のアルバイトを行う時の、面接時に気をつけるべきところをお伝えさせていただきます。
そして、この記事を読むことにより飲食店の面接に問題なく合格することができるようになります☆
私自身は過去に、飲食店の店長を数年間行なっており、その時に多くの方を面接させていただきました。
年齢を重ねるたびに、アルバイトの面接すら受からないくなっていくことが多いのですが、その理由は「年齢」という壁が本当の原因では実はないのです。
なぜ、面接に受からないのか?
なぜ、年齢に関係なく受かる人がいるのか?
面接にいく前に飲食店の現状を知ろう
受からない人の特徴を知る前に、飲食店の状態を確認していきたいと思います。
飲食店といって、
- 小料理屋
- 居酒屋
- レストラン
- ファーストフード
- 喫茶店
- カフェ
などなど、いろんな飲食店があります。
その飲食店の業種によって抱えている問題が違いますが、共通する問題を含めて「ざっくりと!」でもいいので理解しておきましょう。
飲食店は人が足りていない
飲食店は、とにかく人が足りていません。
例えば、人気のカフェなどの場合だと(例えば女の子が好きそうなオシャレなカフェ)などのような媒体は、2019年現在では働きたい人が多く、アルバイトを募集するとすぐに集まってくれるんです。
ですが、一般的には飲食店はアルバイトがなかなか集まらないのが現状です。
店長や社員は、アルバイトが集まらないので、休みを返上して働いていることが多く、とにかく「助けてほしい!」というのが本音なのです。
そのため、アルバイトの面接に来てくれた方は出来るだけ採用したいのです。
飲食店は人件費をあまり使えない
飲食店はとにかく利益の少ない業種です。
優秀な飲食店の一般的な利益率
- 10%→利益
- 30%→食材費
- 30%→人件費
- 30%→その他経費
たった、10%しか会社に利益が残らないんです!!(業種によって数字が違います)
そして、人件費を多くかけてしまうと利益がなくなってしまうんです。。。
例えば人件費は30%以上使えません。
この30%という数字はとても低く、30%以内に維持しながらアルバイトのシフトを決めていくというのはとても困難です。
そのため、人は足りないけど優秀な人材に集まってほしい、あるいは今いるスタッフが早く成長してほしいと願っているのです。
学生はすぐに辞めてしまう
店長の悩みは、学生アルバイトです。
学生アルバイトは、大学を卒業したら就職のため、アルバイトを辞めてしまいます。
せっかく育てたスタッフは必ずいなくなってしまうのです。
また、最近の学生は怒られることに慣れていないことや、他に働くところが多くありますので、少し怒ると辞めてしまうんです。
お店をもっとよくして、売上を安定させていきたいのに、なかなか上手くいきません。
このように、飲食店は多くの悩みを抱えているのです。
そして、とにかく「休みたい!」と思っている店長が多いのが現状です。
面接に受からない人と受かる人の特徴とは
では、早速受かる人と受からない人の特徴をご紹介させていただきます☆
私自身、200名以上の方を面接してきました。その中で、経験値も踏まえ人の見極めは随分できるようになりました。
その中で、養った判断基準を元にお話させていただきます。
面接に受からない人の特徴
- 履歴書の書き方が汚い。雑過ぎる
- 土日出勤ができない(一番忙しい日に出勤ができない)
- 週に1回しか、もしくは2週に1回しか出勤できない
- 最低限の常識を理解していない
- 挨拶がまともにできない
- 目を合わさない
- 先に給与の支給日など、お金のことを確認してくる
- 面接に10分以上遅刻をする
- 声がやたらと小さい
- 服装がチャラ過ぎる
飲食店は、とにかく人が足りていないので1人でも多くのスタッフを在籍させておきたいものですが、やはり接客がメインの業種であり、チームワークが大事な業種なので、
- コミュニケーション能力がかけている人
- 一般常識がない人
- 約束事が守れない人
上記の3項目を重要視します。
学生なら性格改善ができる可能性があるので、少しは免除されますが30歳を超えていたら確実にNGです。
30際を超えた段階で、ほとんどの人は性格改善ができないことと、性格改善をしようとしない方が多いためです。
面接に受かる人の特徴
面接に受かる人の特徴は、受からない人の特徴のほぼ真逆です。
- 履歴書の字が綺麗。丁寧。
- 一番忙しい日に出勤がでる
- 週に3回以上出勤ができる
- 常識がある
- 挨拶がしっかりできている
- 人の目を見て話をする
- 面接の時間の2分前、あるいはぴったりに面接にくる
- 聞き取りやすい声で話をする
- 場をわきまえた服装で面接にくる
- 過去に同じ業種の仕事をしたことがある(←無くても大丈夫な場合が多い)
当たり前のことだと思います。本当に。
この当たり前のことができれば飲食店の面接は受かるんです。
30歳以上方に求められるものとは
30歳を超えた社会人が副業でアルバイトをする場合、若い人とは違ったものを求められます。
第1に特に求められることは
人間性です。
先ほども説明させていただきましたが、若い時は性格改善ができるのですが、大人になってからでは性格改善ができません。
また、30歳を超えて性格が悪くて、その性格の悪い方を採用してしまったら、お店の状態は非常に悪化します。
その結果、優秀なアルバイトも辞めてしまう可能性があるのです。
次に、重要視することは経験値です。
飲食店の経験値があると、特に嬉しいのですが、それ以外でもサラリーマンをしながら、養ってきたコミュニケーション能力や物事の処理能力があると判断されれば採用されます。
また年齢が上なので、性格がよければ店長の代わりに若手のスタッフのマネージメントをしてくれるまでになる可能性があります。
30過ぎのアルバイト面接時、気をつける事「まとめ」
30歳を過ぎてからでも、面接に落ちるというのは、年齢の問題ではなくてその人の人格の問題なのです。
そのため、面接時に好印象を与えることができれば問題なく合格することは間違えありません。
ぜひ、参考にしてみてください。
そして、30歳過ぎてからでもどんどん色んなアルバイトにチャレンジしていきましょう☆